アップグレード情報

Drobo 5N 64TB対応

2016年1月7日にリリースされたファームウェアバージョン3.5.5で、今まで16TBまでだった最大使用容量が64TBまでにあがりました。
すでにDrobo 5Nをご利用中の方もバージョンアップ後に初期化する事により64TBまでご使用頂けるようになります。
(注:その際、データは消去されます。)
初期化しないままでもご使用になれますが、最大使用容量は16TBまでとなります。
尚、新規にDrobo 5Nをご購入いただいた場合もバージョンが低い場合がありますので、ディスクを入れる前にファームウェアをバージョンアップすることをお勧めします。

本件に関する詳細と手順については、下記Drobo 5N 64TB 対応について(PDF)をご確認ください。

Drobo Migration設定方法

一部の旧Drobo製品は、お手持ちのHDDデータをそのまま、現行製品へ移行することができる、「Drobo Migration」機能を搭載しています。
本機能を使用できる対象機種と移行方法は下記をご参照ください。

■Drobo Migrationを使用できる機種

ダイレクト接続モデル(DAS)

製品名移行先機種
Drobo MiniDrobo Gen3
(PDR-DR4BAY)
Drobo 5CDrobo 5D Drobo 5Dt Drobo 5D3 Drobo 8D
移行元機種Drobo Mini××× × × ×
Drobo Gen1× × × ×
Drobo Gen2× × ×
Drobo Gen3
(PDR-DR4BAY)
× ○※
Drobo S×× ○※
Drobo S 2×× ○※
Drobo 5C×× ○※
Drobo 5D××× ○※
Drobo 5Dt × × × ○※
Drobo 5D3 × × × × × ○※
Drobo Pro × × × × × × ○※
Drobo 8D×××× × ×

※移行元のフォーマットがHFS+である必要があります。

NASモデル

製品名移行先機種
Drobo 5NDrobo 5N2Drobo B800fsDrobo B810n
移行元機種Drobo FS×
Drobo 5N××
Drobo 5N2×××
DroboPro FS×××
Drobo B800fs×××
Drobo B810n×××

iSCSI SANモデル

製品名移行先機種
Drobo B800iDrobo B810iDrobo B1200i
移行元機種DroboElite×
Drobo B800i×
Drobo B810i××
Drobo B1200i××

以下の内容を確認のうえ、マイグレーションを行って下さい。

■マイグレーションに必要な要件
・移行元および移行先のDroboのファームウェアがそれぞれ最新バージョンであること
・Drobo Dashboardが最新バージョンであること
・移行元Droboにおいてデータにアクセス可能であること
・移行元のDroboの使用容量が90%を超えていないこと
※マイグレーションを行う際には十分な空き容量を確保しておくことをおすすめします。

■マイグレーションの注意点
・一度マイグレーションを行うと、移行元Droboへ再度マイグレーションし直すことはできません。
・移行元Droboにおいて発生したディスクパックの問題(マウント失敗、HDD障害など)は、マイグレーション後、移行先Droboにおいても継続します。
・互換性のないHDD(マイグレーション非対応の機種や他社のHDDケースで使用されていたHDDなど)を接続した場合、HDDは正しく認識されません。
・最大使用可能容量の仕様が「1ボリューム/16TB」のままマイグレーションを行った場合、
移行先Droboにおいても同じ16TBボリュームが適用されます。
64TBボリュームにて運用をする際には、マイグレーション後にHDDを接続した状態で初期化を行う必要があります。
初期化を行うとHDD内のデータはすべて消去されるため、 あらかじめ別のデバイスにデータのバックアップを取っておく必要があります。

【重要】Drobo の電源がオンのままマイグレーションを行わないでください。データが消失します。

1. 上記の「マイグレーションに必要な要件」を満たしていることを確認してください。
2. 移行元Droboと移行先Droboをシャットダウンし、電源ケールおよびデータケーブルを抜いてください。
3. 移行元Droboから全てのHDDを取り除き、移行先Droboに元の順番通りに接続してください。
4. 移行先Droboに電源ケーブルおよびデータケーブルを繋ぎ、電源を入れてください。